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ヒノキオケ

Author:ヒノキオケ
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09« 2008/10 »11

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【映画】スカイ・クロラ【劇場】 

スカイ・クロラ The Sky Crawlers (2008)

【監督】押井守


★★★ [60点]「映像美には満点。脚本に多少不満。」

原作が好きでこの映画を観たので、
原作に関係する感想とそうでない感想を
分けてみようと思います。

●原作関係なし●
最近のCGには、度肝を抜かれっぱなしです。
空や海や飛行機は3Dで描かれていて、
実写映像かと思うような仕上がりでした。
初見だったので、細かいところまでは見れなかったけど、
きっと映りこみとかも、しっかり描かれてるんだろうな。
本当に綺麗でした。

ただ人物や動物、建物の内装なんかは2Dで、
3Dと2Dの混在が、落ち着かなかったです。
(かといって、3Dの人物は見たくない。
 2Dの空・海・飛行機は物足りない。
 しょうがないところか。)

菊池凛子が、かなりイマイチでした。
キルドレを表現するために、
やたら声が高いのかと思ったんですが、
そうでもないようで……。
キャラにあわせて、抑揚をつけずにセリフを読むのもわかるんですが、それもタダの棒読みになってて。
やっちまったなぁΣ(゚Д゚)

普段、戦闘モノやアクションモノは、
あまり好きじゃない。
だけど、この映画の戦闘シーンは、
なんだかとても綺麗で、気持ちよかった。
(エンタメとしてみている私は、さしずめ「大人」か。)

●原作を踏まえて●
ナゼ、原作のストーリーを変えた?
作品を時間内に収めるために変えるなら、
まだわかる。
そんな必要、ない。
なのに、なぜ変えた?
わからない。
脚本家のこだわりと言えばそれまでか。
でも、これではストーリーの意味合いが、
180度変わってくるんじゃないのか。
どうにも、消化しきれなかった。(特にラストシーン)

飛行中の思考などは、表現されていなかった。
映像で飛行をみて、それに原作での思考の表現を重ね合わせると、
とても面白いと思う。
2つで1つの作品と捉えても良いかと思った。

ただ、思考をセリフとして表現している箇所もあり、
「それを相手に言ったら、ダメだろ」って思った。
そこは、伝えるとこじゃない。
「心の中で思っておく」ところだ、と感じた。

ただ、好きな場面を入れてもらえると、とても嬉しい。
トキノが飛行機のおもちゃの乗り物を揺らすシーンは、
原作以上にシュールさが表現されていて、良かった。

キャラクターは概ね、想像通りというか、
修正幅が少なく、観やすかった。
ササクラにはビックリしたが、
まぁ、許容範囲か。

原作には登場しない犬が、始終登場していた。
(私が忘れてるだけかな?)
犬好きな私には垂涎ものだった。
記憶があいまいで、過去も未来も曖昧なキルドレ。
そこに犬やらネコやらを一緒に登場させるなんて、
嫌味というかイジワルというか、キワドイ。
大人とキルドレと犬(獣)。
なんて構図だろう。

小説は通しで読んでも疲れなかったが、
映画は少し途中で「飽き」がきた。
森の淡々とした雰囲気を描くのも良いが、
少し強弱があっても良いかなと思った。
それでも、森の書くドライな小説に対して、
映画はウェットだったなぁと感じた。

途中、「スカイ・クロラシリーズ」の次作以降の内容について、ネタバレの箇所があった。
少し残念に思うと同時に、
次作以降は映画化するつもりがないのかな、とも思った。
(伏線と呼ぶには、率直すぎる。)

全体的には、まぁ好印象。
飛行シーンは、とてもよかった。
全体的な雰囲気(空気)も良かった。
(なんだかジブリを思い出す部分がチラホラ。)
原作とあわせて観たい部分もあるが、
原作と別物と思ったほうが良い部分も。
むずかしー。

次回作、やってほしいんだけどなぁ。

蛇足。
この先、森博嗣のミステリーが映画化されたら、
スカイ・クロラとの雰囲気の違いにびっくりされるんだろうなぁ。
なんか、スカイ・クロラをメインに映画化されたミステリーを思い浮かべると、
なんだか見劣りしてしまうんじゃないかと思う。
まぁ、余計な心配かな。


Posted by ヒノキオケ on 2008/09/04 with 映画生活

【映画】崖の上のポニョ【劇場】 

崖の上のポニョ (2008)

【監督】宮崎駿


★★★★☆ [90点]「素直にジブリ最高って言えます。」

とても良かったです。

★内容★
ベタといえば、ベタなストーリーかもしれませんが、
細かく見ると幾らでも感じとれることがあります。

最近の宮崎監督の作品にみられる、
「あからさまな表現」よりは、
今回の作品のような、オブラートに包んだ表現の方が好きです。
なんだか、久しぶりに穏やかな(平和な?)宮崎ジブリで嬉しかったです。

戦争とか人間の醜さとか、もういいですー(´A`)
「こんなの嫌だ」
「これはダメ」
「これはやめよう」
って作品よりも、
「こんなとこいいよね」
「これを大事にしていこうよ」
「この気持ちを思い出そうよ」
って作品が好きです。

子供とお年寄りと、
命をかけて働くお父さんと
家庭と子供を守る母。
みんなみんな、大事にしたい存在です。
海と大地と動植物と。
ソースケがぽにょを受け入れ守ったたように、
私たちも受け入れ守れるといいですね。

★外見★
ジブリ自慢のすばらしいクォリティ。
ほんと、ジブリの描く空気、大好きです。
製作中のドキュメンタリーで、
波を魚のように描いているのを見て、
「違和感たっぷり。やりすぎじゃない?」
なんて思いましたけど、全然そんなことなかったです。
むしろ、それよりも違和感たっぷりなモノがあったし。苦笑。
CMでも見られる、ぽにょが波の上を走るシーンは、
ストーリー的にも、映像的にも最高でした。
なんだかおかしいのに面白いのに、
なんだか涙が出てくるんです。
ストーリーとは別なところで、涙がでてくるんです。

なんだか、久しぶりに素直に、
ジブリ最高!を叫べました。
できるだけ早く、また見たいです。
次回は、初見で気づかなかった細かいところを、
色々みつけてみたいですね。

あと、蛇足で俗な端っこの感想。
ソースケはあんなに早く人生を決めちゃって
いいのかしら。(-∀-)なんてね。


Posted by ヒノキオケ on 2008/08/16 with 映画生活

【映画】大日本人【DVD】 

大日本人大日本人 (2007)

【監督】松本人志
【出演】松本人志 / 竹内力 / UA / 神木隆之介 / 三島ゆたか / 板尾創路 / 海原はるか / 街田しおん


★☆ [30点]「お金をかけた「ごっつええ感じ」」

DVDで拝見。

全体的に、松本さんの言葉が聞き取れない。
ボソボソとしゃべる演技なのかもしれないが、
俳優さんはボソボソとしゃべっていても聞き取りやすい。
セリフを聞こうと思って音量を上げると、
効果音がうるさいし。
まぁ、聞き取れないからといって、
ストーリーがわからなくなることもないので、
イライラせず流した方が吉か。

全体的に悪ふざけというか、
なつかしい「ごっつええ感じ」の臭いがした。
よく映画にできたなぁ、と関心する。
下ネタも多く、劇場公開されたのが不思議でならない。
くだらなさにため息が出るとともに、
まだこのような作品が許されることを嬉しくも思う。

ネタとしての題材はさておき、
現代でのヒーローの扱い、思想、冷たさ。
意外とシビアなテーマを扱っていて、ドキッとする。
現実にヒーローが居ても、
ヒーローがヒーローではいられない時代なのかもしれない。
6代目大日本人(大佐藤)とその祖父の絡みも、
なんだか物悲しく、昔を懐かしむ大人の感覚かもしれない。
(やや三丁目にも通じるか?)

ただ、作品としてこのテーマに回答があったかというと、
それは疑問。
松本さんなりの、答えがはっきりあると良かったかも。
お茶を濁した感がある。
無理やり読み取るなら、「なんとかやっていくしかない」ということだろうか?

賛否両論でる映画だと思う。
次回作があったとしても、劇場へは行かないと思う。
お茶の間で、みかんを食べながら、
リラックスしてみるくらいが良いと思った。


Posted by ヒノキオケ on 2008/07/24 with 映画生活

【映画】魔法にかけられて【DVD】 

魔法にかけられて魔法にかけられて (2007)

【監督】ケヴィン・リマ
【出演】エイミー・アダムス / ジェームズ・マースデン / スーザン・サランドン / ティモシー・スポール / パトリック・デンプシー / レイチェル・カヴィ / イディナ・メンゼル / サマンサ・アイヴァース


★★★ [60点]「ディズニーらしい映画」

まずテーマが面白い。
「物語の登場人物が、現代のニューヨークに来たら…」

プリンセスのぶっ飛んだ感じも良かったし、
現実とのチグハグ感も良かった。
プリンセスの度々見せる力(魔法?)も、
とても良かった。
中でもセントラルパークでの場面は、
見ごたえがすごかった。
これぞディズニー!という色が出ていて、
とても良かった。
この場面は、何度見ても面白いと思う。

CGも中々すごかった。
しかし作品を見ているときは、
そこまですごいとは思わなかった。
映像特典の製作映像を見て、すごさがやっとわかった。
現実のものを使った部分と、CGを使った部分。
ただ見ているだけでは、区別がつかなかった。
(解ってから見ても、判別がつかなかった。)
CG技術、恐ろしい。

ストーリーは、中盤まではとても良かった。
ただ、ラストに少しガッカリした。
好みの問題かもしれないが、私は好きではなかった。
特典映像のカットをしたシーンを見て、
少しだけ納得した。
カットされている部分がないと、
色々な部分が唐突すぎて、ありきたりで単純で、
登場人物がみな、短絡的に思えてしまう。
本編にないシーンを見て、ようやく、
「なるほど、それならそういう選択をするか」と思える。
それでも、好みで言えば、あまり好きな結果ではないが。

でも、テーマとしてはとても面白く、
またテレビ放送などで、見たいと思う。


Posted by ヒノキオケ on 2008/07/24 with 映画生活

【映画】カンフーパンダ【劇場】 

カンフー・パンダ (2008)

【監督】ジョン・スティーヴンソン / マーク・オズボーン


★★★★ [80点]「映像がきれい!」

試写会で観てきました。

実写かと思いたくなるほどのきれいなCGで、
本当に迫力満点。
登場人物(動物?)の動きの緩急のつけかたがうまく、
スピード感やパワーが感じられました。
細かいところまで描写されていて、
登場人物の毛のフワフワ感がたまりませんでした。
表情もわかりやすく、瞳の動きなどは、
実際の人間かと思うような細かく繊細で、
感情のこもった動きでした。
予告では伝わりきらないすばらしさだったと思います。

ストーリーはわかりやすく、
笑いどころも満載!
会場全体が時にはドッと笑い、
時にはクスクスと笑い、
とても和やかな雰囲気でした。
主なストーリーは勧善懲悪と単純ながら、
登場人物のセリフは、
ひとつひとつが深い意味をもっていて、
子供は子供成りに、大人は大人なりに楽しめると思います。

今回は吹き替え版で見せていただいたのですが、
テンポが速かったので吹き替え版でよかったと思います。
(普段は字幕が好きなのですが、
この作品は字幕だったら、ついていけたか怪しいところ。)
声優をされた方々が本職の声優さんではなく、
タレントさんだと知ってびっくりしました。
まったく違和感なく観ることができました。

この作品がTV放送される頃には、我が家もハイビジョンに対応しているといいな!
本当に映像がきれいでした。
また、観たいです♪


Posted by ヒノキオケ on 2008/07/18 with 映画生活
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